空売りに興味がある人
今日はこういった疑問にお答えします。
こんな人向け
- 空売りについて知りたい
- 簡単ならやってみたい
- でもちょっと怖い
空売りを駆使すれば、株価が下落局面でも利益を出すことができます。
とはいえ、初心者に空売りはおすすめできません。
理由
- 信用取引はミスると身を滅ぼす
- 手数料や逆日歩など注意事項が多い
- そもそも短期売買をすべきではない
個人的には「絶対やめとけ」が結論なのですが、そうは言ってもスパッと諦められないですよね。
というわけで、この記事では空売りについて徹底的に解説します。
TSUDA
そもそも、空売りの仕組みとは?
通常の買い注文とは逆の取引方法です。
株価が下がれば利益になる
本来は株価が下落すると損になりますが、空売りの場合は利益になる。
例えば
- 100円で空売り注文
- 80円で買い戻す
- 20円分の利益
反対に100円で空売り後、120円で買い戻せば20円分の損切りになります。
TSUDA
なぜそんなことができるの?
「買ってから売る」は理解できますが「売ってから買い戻す」ってイメージしにくいですよね。
分かりやすく仕組みをまとめると、
- 証券会社から株を借りる
- 借りた株を売る
- そして買い戻す
- 証券会社に株を返す
といった感じ。なんとなく輪郭がつかめてきましたね?
- 100円で売った
- 80円で買った
つまり、80円で買って100円で売ったのと同じことになるわけです。時系列が違うだけ、ということ。
TSUDA
空売りは信用取引です
「株で大損!借金まみれ!」の見出しを飾るのは、だいたい信用取引に手を出した人。
資金管理をまともにできない状態で、信用取引に手を出すのはマジで危険です。
“信用買い”
よりも“信用売り”
の方が危険。TSUDA
信用売りは身を滅ぼす?
株価1,000円で100株取引するケースを想定してみましょう。
株価が上昇すると…
- 2,000円→10万円の損失
- 5,000円→40万円の損失
- 10,000円→90万円の損失
もうお分かりですね?
とんでもない好材料が出て一気に株価が暴騰すると、青天井で損失が広がり続けます。
TSUDA
補足:信用取引の注意事項
空売りだけでなく、信用買いにも共通する内容です。
- 一般信用:手数料が高いが3年は返済義務がない(無期限の証券会社もある)
- 制度信用:必ず6ヶ月以内に反対決済する必要がある
おそらく、制度信用を利用する機会が多いと思います。過去の僕もそうでした。
TSUDA
空売りで無視できない“逆日歩”とは?
「特別な手数料」だと思ってください。売りたい人が多すぎる場合に発生します。
仮に200円の逆日歩が発生すると、100株の空売りを持ち越すだけで2万円が吸い取られることに。
TSUDA
空売りして失敗した体験談
僕自身のお話もしておきましょう。
3倍の信用取引で冷や汗
40万円を元手に、身の丈以上の売買をしていました。今考えると何と恐ろしいことか…。
当時の心境
- 一体どこまで上がる!?
- どうか明日は寄ってくれ…
- 買い戻せないとマジ死ぬ…
結局、追証になることは避けられたものの、当時の僕にとっては致命傷でした。
TSUDA
あわや逆日歩で大損する寸前
たまたま何かで「逆日歩っちゅーもんがあるらしい」という情報を仕入れたんです。
逆日歩発生中!!
たった数円だったのでまだマシでしたが、知らないままだったらと思うと…。
TSUDA
売れば上がり、買えば下がる
徹底的に逆に振れるんですよ。短期売買は不毛だと悟りました。
実際にやってみると分かりますが、空売りしてるとチャートが気になって仕方ないんです。
TSUDA
まとめ:空売りはやめとけ!
そもそも、短期で細かく売買を繰り返すのは健全ではありません。
ポイントおさらい
- 空売りの損失は青天井
- 逆日歩にも気を配る必要あり
- 初心者が手を出すのは危険すぎ
個人投資家が生き残る道は“長期投資”
です。
TSUDA
というわけで、今回は以上でーす。ではまた!