ライン作業のコツを知りたい人
今日はこういった疑問にお答えします。
こんな人向け
- ライン作業のコツを知りたい
- 周りに迷惑をかけたくない
- 余裕をもって効率的に働きたい
現在の僕は現役工員でして、職場内で重要なポジション(最も職務手当が高い)
を担当中。
ミスるとライン全体が停止するので責任重大です。
そんな僕が断言します。“ライン作業を早くするにはコツがある”と。
もしもあなたが、
- 作業が間に合わない…
- 不器用だし向いてないのか…
- 周りに迷惑をかけるのは嫌だ…
「これまで何も考えず作業していた…」という人ほど見込みあり。
ちょっとしたコツを知るだけで、作業効率は格段にUPします。
TSUDA
ライン作業が早い人には特徴がある?
基本的には下記の2パターン。
- 単純に慣れの問題
- 意識的に効率化している
そもそも工場のライン作業は「誰でもできるレベル感」ですからね。
向いてないかも…は時間が解決する
もしもあなたが入社して間もないのであれば、慣れるにつれて楽になってくるはずです。
僕も最初はストレスしかありませんでした。
入社当初の心境
- 何このおばちゃん神かよ…
- 腕、何本生えてるん…?
- この人だけ早送りされてない?
ベテラン勢と比べてはダメ。繰り返してきた時間が違うんですから。
当時は「神やん…」と崇めていたものですが、今となっては「もっと頭使えよ」と見下すようになりました。
TSUDA
意識して作業すれば上達も早い
いくら時間が解決するとはいえ、ボーッと繰り返すだけでは成長しません。
例えば
- こうすれば早くできるかな?
- どうやったらミスを減らせる?
- あの人はどうやってるんだろう?
ベテラン従業員の動きを観察するのも有効です。アドバイスを求めるのも良いでしょう。
TSUDA
みんな最初は遅い
焦らなくてOKです。最初からベテランと同じレベルを求められることはありません。
向上心があれば大丈夫。少しずつ成長していきましょう。
TSUDA
ライン作業マスターになるためのコツ5つ
ここからは、僕自身が意識して実践中のコツをすべて共有します。
5つのコツ
- 作業時間を把握する
- 同時進行を心がける
- 既存のやり方に疑問を持つ
- ゲーム感覚で仕事と向き合う
- 他人事だと思って取り組む
ひとつずつ深掘りする前に「実際どれくらい効率化できるもんなの?」という実例から。
実例:1時間の作業を20分に短縮
ベテラン社員なら30分で終わる作業がありまして。
いろんな作業でデータをとったのですが、だいたい下記の法則で時間短縮できます。
- 慣れで30%短縮
- 意識的に20%短縮
- 効率化で10%短縮
そこから「この作業は無駄だな」など効率化を図ることでダメ押しの10%を削れます。
安定性
・確実性
が増すイメージをもってください。いずれにせよ、かなりの成長が期待できます。TSUDA
①作業時間を把握する
ひとつひとつの作業について「自分はどのくらいの時間でこなせるのか」を知っておきましょう。
「いつもより5分早い!」など気付きがあれば、モチベーションも高くなる。
この作業は10分あればOKだから引き受けられるな
みたいに判断できますよ。TSUDA
②同時進行を心がける
業務効率化の要です。僕が最も意識しているのがココ。
“待ち”
の状態をなくし、複数の作業を並行しましょう。僕の場合、機械のオペレーターをしつつ様々な作業を行なっています。
例えば
- 機械の設定をする
- 成果物の品質確認
- 設備のメンテナンス
各作業の必要時間を把握しておけば、同時進行も余裕。
TSUDA
③既存のやり方に疑問を持つ
10年以上前の手順書がそのまま使われてたりします。アップデートしろよ。もう令和だぞ。
うちの職場もかなり絶望的です。
例えば
- 改善提案しても嫌な顔される
- 作業の意味を理解していない
- 手段と目的の区別ができない
“無駄オブザイヤー”
があるなら、グランプリ受賞できるレベル。
疑問を感じたら「なぜこの手順でやるんですか?」と聞いてみましょう。
そいういうもんだから…
みたいな返答なら、余裕で改善の余地ありですよ。TSUDA
④ゲーム感覚で仕事と向き合う
暇すぎて倒れそうな時によくやっています。
例えば
- 作業のタイムアタック
- いかに丁寧にできるか選手権
目標を定めて取り組めば、集中力UP
・効率UP
・作業スピードUP
とメリットだらけ。
TSUDA
⑤他人事だと思って取り組む
「迷惑をかけるのは嫌だな…」とか考えるから余裕がなくなるんです。
うちの職場は設備が古くトラブルも多いのですが、いつも的確に処理できています。
僕の思考
- ラインが止まっても関係ない
- 設備が古いんだから仕方ないっしょ
- 焦って怪我しない事の方が大切
どうでもいいや
くらいの感覚でいた方がうまく対処できますよ。TSUDA
以上、ライン作業マスターになるためのコツ5つでした!
それでもライン作業がきつい…というあなたへ
ここまでの内容を実践すれば、それなりに余裕はできると思います。
「頑張ったんですけど無理そうです」という人がとるべき選択は下記のいずれか。
選択肢3つ
- 他のポジションに変えてもらう
- 別の工場に転職する
- 工場以外に転職する
まず考えるべきは「今の職場でなんとかならないか」という点。
転職するのが手っ取り早いですが、手間もコストもかかりますので。
①他のポジションに変えてもらう
配置されたポジションに適正がないだけかもしれません。
ちなみに「パワハラを受けていて…」という悩みなら、案外カンタンに解決できます。
TSUDA
②別の工場に転職する
「もうこの工場イヤだ…」という人は、別の工場への転職が選択肢。コウジョウ転職とかで探すのがいいかと。
うちの工場、人間関係はクソなんですけど、待遇だけはベラボーに良いですからね。
こんな感じ
- 年間休日120日
- 有給は完全消化
- ボーナス100万円超え
単純に職場環境が悪いなら、転職するのが最善です。
迷っている時間がもったいないので、今すぐ動き始めましょう。
TSUDA
③工場以外に転職する
「やってみたものの、工場自体が向いてませんわ」というあなた向けの選択肢。
ぶっちゃけ、ライン作業ってつまらないですからね。合わなかったなら仕方ない。
“失敗しない転職方法”
については別記事を用意しています。興味があれば下記リンクもご一読あれ。TSUDA
まとめ:ライン作業は効率的に!合わない人は転職を
「コスパよく働ける」という一点において、ライン作業は最適だと思うんですけどね。
ライン作業に向いていない人
- 迷惑かけるのが怖い
- 効率的に動けない
- 単調作業が苦痛
上記のような人は、潔く工場勤務からは足を洗った方がいいかと。
TSUDA
というわけで、今回は以上でーす。またね!