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【失敗談】記事を別ブログへ移動させる方法【注意事項あり】

記事の移動をしたいブロガー

複数ブログを運営しているのですが、記事だけを引越しさせる方法ってありますか?というか、それって問題ないですか?

今日はこんな疑問にお答えします。

この記事を読むメリット

  • 記事の引越しリスクを知れる
  • 本当に移動させていいのか分かる
  • 具体的な移動方法について理解できる

結論、特定の記事だけをまとめて移動させる方法はあります

ワードプレスプラグインを使えば、誰でも簡単に記事の引越しが可能です。

しかし、注意事項あり。SEO順位が下がる可能性があります。

ボクも複数ブログを運営していまして、雑記から特化ブログへ記事の移動を行いました。ちょっと失敗しましたね…。

TSUDA

この記事を読めば、骨折レベルの失敗を防げます。手順を解説する前に、リスクについて知っておきましょう。

ブログ記事を移動させて失敗した話

「記事を移動させてもSEO評価は受け継がれる!」と、下調べはしていたのです。

が、ドメインパワーまで考慮していませんでした…

検索2位から8位へランクダウン

【ブログ プログラミング どっち】のキーワードで検索2位をとれていました。なんと、3位はあのmanablogです。

プログラミングとブログはどっちがいい?両方やった僕が解説する
その記事が上記。2年運営している雑記ブログから、当ブログ(開設後4ヶ月)へ移動したところ、検索順位は8位に。

クリック率はガクッと下がりました。当然ですね。2位から8位ですから

記事ランク毎のCTRデータ

上記のデータからも分かるように、ちょっと順位が下がるだけで、アクセスに大きく影響します。これは失策でした。

TSUDA

SEO評価が引き継がれるのは間違いない

新規投稿した記事が、いきなり8位をとれる事はほぼありません。

それを考慮すると、SEO評価が引き継がれているのは間違いなさそうです。

では、なぜランキングが下がったのか?

答えはドメインパワー。運営歴2年のブログから、新設のブログへ移動したせいで順位が下がったわけです。

記事を引越しするなら、ドメインパワーも考慮したほうがいいですよ。

TSUDA

最終的には検索4位で落ち着く

少しだけ朗報です。元々の順位までは戻りませんでしたが、4位までは復活できました。

実際の検索画面

【ブログ プログラミング どっち】の検索結果

【ブログ プログラミング どっち】の検索結果

大掛かりなリライトはしていません。やったのは、タグの入れ替えくらい。
記事の移動後に順位が下がっても、ある程度は戻ってくる可能性があります。こういう動きをするんだなー、と覚えておいてください。

TSUDA

引越しすべきではない記事は?

下記の場合、記事の移動はリスクです。

  • アクセスが集まっている
  • 収益も発生している

引っ越すことで、収益が低下する恐れがあります

特に、運用歴が浅いブログへ移動させる場合が危険。ドメインパワーも考慮した上で判断しましょう。

TSUDA

以上、ボクの失敗談を含めた注意事項でした。理解した上で、記事移動の手順を知りたい人は、読み進めてください。

特定の記事を別ブログへ移動させる手順を解説

下記の3ステップです。

  1. 移転元から記事をエクスポート
  2. 移転先に記事をインポート
  3. リダイレクト設定をする

それぞれ深掘りしていきますね。

まずは事前準備

カテゴリごと移動することになるので、移動させる記事をまとめておきましょう

それ用のカテゴリを新設すればOKです。移転先のブログでも、そのカテゴリ名が適応されます。

①移転元から記事をエクスポート

DeMomentSomTres Exportというプラグインを使います。

エクスポートの手順

手順1
プラグイン有効化
DeMomentSomTres Export

DeMomentSomTres Export

DeMomentSomTres Exportをインストールして、有効化しましょう。
手順2
プラグインを開く
ツールからプラグインを開く

ツールからプラグインを開く

  1. ツール
  2. DeMomentSomTres Export
上記の手順でプラグインを開きましょう。
手順3
エクスポート
エクスポート

エクスポート

  1. 投稿を選択
  2. 移動したいカテゴリを指定
  3. エクスポートファイルをダウンロード
上記の手順でOKです。
ステップ1はこれで完了。続いて、移転先の手順に移ります。

TSUDA

②移転先に記事をインポート

下記の手順に沿って進めてください。

インポートの手順

手順1
インポートを開く
インポート

インポート

移転先のワードプレス管理画面にて、ツールインポートの順に選択してください。
手順2
今すぐインストール
今すぐインストール

今すぐインストール

WordPressの項目にて、今すぐインストールをクリックしましょう。【インポーターの実行】と表示されるので、再びクリック。
手順3
ファイルをアップロード
ファイルを選択

ファイルを選択

  1. ファイルを選択
  2. ファイルをアップロードしてインポート
先ほどエクスポートしたファイルを選択しましょう。
手順4
実行
インポートの実行

インポートの実行

画像などのメディアも移動したい場合は、添付ファイルにチェックを入れてください。実行をクリックすれば完了です。
注意事項
移転先ブログにEWWW Image Optimizerがインストールされている場合、メディアデータの移動がうまくいかない可能性があります。インポート実行時だけでいいので、無効化しておきましょう。
以上でステップ2は完了です。あとはリダイレクト設定をするだけ。

TSUDA

③リダイレクト設定をする

このままだと、同じ記事がネット上に2つ存在することになります。

グーグルからペナルティを受ける可能性があるので、リダイレクト設定をする必要があるわけです。

移転元の記事にアクセスがあった場合に、移転先の記事へ転送してくれるシステムですね。

リダイレクトの手順

手順1
プラグインをインストール
Simple 301 Redirects

Simple 301 Redirects

移転元のワードプレスにSimple 301 Redirectsというプラグインをインストールしましょう。
手順2
Simple 301 Redirectsを開く
設定→Simple 301 Redirects

設定→Simple 301 Redirects

設定からSimple 301 Redirectsを開きます。
手順3
アドレスを入力
リダイレクト設定

リダイレクト設定

  • 左側(移転元URL):ドメインなしで入力
  • 右側(移転先URL):ドメイン入りでフル入力
最後に画面下の【変更を保存】をクリックすれば完了です。
補足
移動した記事それぞれにリダイレクトが必要です。数が多いと疲れますが、頑張りましょう。
移転元の記事をクリックして、無事に転送されるか確認してくださいね。うまくいっていれば、元の記事は削除or未公開にすればOKです。

TSUDA

以上、記事を別ブログに引越しする方法でした!

まとめ:記事の移動は慎重に!

記事数が増えてきたら、ブログを分割するのもひとつの手です。しかし、そこにはリスクがあるので注意。

すでに収益化できている記事なら、なるべく移動させない方がいいと思います。ボクはガクッとアクセスが落ちました。

本来は、記事の移動が必要ないくらい、しっかりサイト設計すべき。

【基礎講座】稼げるサイト設計のやり方を解説する【1セット13記事】
とはいえ、初心者にはなかなか難しいですからね…。この記事で紹介した注意事項を気にしつつ、必要に応じて記事の引越しを検討しましょう。

TSUDA

というわけで、今回は以上でーす。またね!