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Luminar AIを使った感想を語る【Lightroom不要説】

写真編集もここまで進化したか…。

興味本位でLuminar AIを試してみたのですが、逆に失望しました。これまでのレタッチ作業は何だったのか…と。

こだわりがある人ほど、

  • トーンカーブを調整して…
  • 肌の発色をいい感じに…
  • グレーディングは…こう!

みたいに時間や手間をかけて仕上げていくわけですが、時代は転換期を迎えています。

もしかすると、Adobe一強の時代は終わりつつあるのかも

当然デメリットはあるものの、写真が趣味の人はLuminar AIという選択肢だけでも知っておくべき。

TSUDA

この記事では、Lightroomユーザーである僕がLuminar AIを使ってみた感想を正直に語ります。

あなたは、歴史の目撃者になる。

Luminar AIって何者なのさ?

人工知能搭載の画像編集ソフトです。

こう聞くとイカつい印象を受けるかもですが、単なるアプリケーションですので気構えないで。

何がどう凄いの?」という疑問については、実際の画面を使いつつ解説した方が理解しやすいでしょう。

基本:テンプレートを使ってみる

上記画像はUnsplashから拝借したもの。

十分ハイクオリティなのですが、ここからあえてLuminar AIを使って加工していきます。

テンプレートを当てる手順

手順1
テンプレートを選択
Luminar AIの画面

Luminar AIの画面

上メニューの【テンプレート】を選択すると、右側にズラッと候補が出てきます。
試しに【大都市の輝きコレクション】ってやつを見てみましょう。
手順2
テンプレの中身
大都市の輝きコレクション

大都市の輝きコレクション

だいたいどれもコレクション1つにつき5つのテンプレが用意されている感じ。クリックするだけで適応されます。
手順3
凍てつきを選択
テンプレが反映された

テンプレが反映された

有料のフィルターみたいなものですね。どれもハイクオリティー。
テンプレの使い方は以上のとおり。他にもいくつかパターンを見てみましょう。

営業時間外

【営業時間外】のテンプレ

自然の空コレクション

心地よいタッチ

心地よいタッチのテンプレ

風景コレクション

最高

最高のテンプレ

アーティスティックコレクション

ワンクリックでこうなるんですよ?人工知能ヤバくね?

TSUDA

もうね、これまでのレタッチ作業は何だったのかと。しかもこの状態からさらに微調整できますからね。

テンプレート適応後のレタッチ

【最高】のテンプレートを選択した状態から、チャチャッと加工を加えていきます。

今回は空をイジッてみましょう。

レタッチ手順

手順1
編集を開く
編集→スカイ

編集→スカイ

【テンプレート】の右にある【編集】をクリックすると、右側にイロイロと項目が現れます。
ここで従来通りの露出なども変更できます。今回は【スカイ】を選択していきましょう。
手順2
空のコレクション
空のコレクションを開く

空のコレクションを開く

赤枠部分をクリックすると、下記のような選択肢が。

TSUDA

空の画像が表示される

空の画像が表示される

どれかひとつを選択してみます。
手順3
項目を選択すると...
これがワンクリックで!

これがワンクリックで!

凄すぎない?他にもいくつか見てみましょ。

TSUDA

星空を反映させた状態

星空にもできる

夕焼けを反映させた写真

夕焼けも!

手順4
拡張スカイを足してみる
拡張スカイから鳥を足してみた

拡張スカイから鳥を足してみた

空と同じ要領で、いろいろ足せます。さらに太陽光線も加えてみましょう。

TSUDA

手順5
太陽光線を足す
太陽光線を加える

位置や強さなど微調整できます

写真右の明るい部分に太陽を足してみました。違和感ありませんよね。

完成画像

レタッチ完成

これぞレタッチ革命

もうさ、これ革命でしょ

カラーグレーディングから肌質の調整まで自由自在です。

TSUDA

ポートレートもやってみますね。

ポートレートをレタッチしてみた

こちらもUnsplashから拝借。

これまでやってきたレタッチ作業を思い出してください。

これまでお疲れ様でした。その苦労はAIの力で取り除けます。

ポトレ編集の手順

手順1
フェイスライトを調整
フェイスライトを調整

フェイス→フェイスライトを調整する

右の項目から【フェイス】を選択し、フェイスライトを上げてみました。肌が明るくなりましたよね。
手順2
スリムフェイスもMAXに
スリムフェイス適用

スリムフェイス適用

フェイスライトの下にあるスリムフェイスも100%に。顔がシュッとしたのがお分かり?
手順3
目を大きくする
目を大きくした写真

目も大きくできる

【目を大きくする】のステータスもマックスに。別人になってきました。
手順4
口も調整する
リップの調整

リップの調整

リップの赤みとサイドをMAXに調整。そして極め付けは、体型まで変えていきます。
手順5
ボディラインを細く
体型を調整

体型を調整

レタッチ完成

数クリックで別人に!

数クリックで別人に!

すげぇよ。言葉が出てこねぇ。

TSUDA

ポートレート加工については、もうちょい深堀りしておきます。

おすすめのポートレート編集方法

ポトレ向けのテンプレ群があるので、まずはその中から選びます。

コレ!

ポートレート用のテンプレ

ポートレート用のテンプレ

僕は【本質】コレクションの中にある【完全無欠】というテンプレを使うことが多いですね。

その後の流れ

  • 目を大きくする
  • 体を細くする
  • 幻想的な効果を入れる
写真に合わせて上記の作業をやったりやらなかったり、といった感じ。やり方は前述のとおり。
効果の入れ具合も微調整が可能です。簡単すぎて吐きそう。

TSUDA

Luminar AIの輪郭がつかめたところで、次は僕が実際に使った感想をお伝えしていきます。

Luminar AIのデメリット

ベラボーに高額ではありませんが、そこそこなお値段します。

価格はザックリ1万円

アプリ課金しない勢にとっては、なかなか踏み出しにくい価格でしょう。

購入するなら、年に数度あるセールを狙うのがいいかもしれません。

記事執筆時点で確認したところ、何と最大50%のビッグセール実施中でした。

僕は定価で買ってしまったので、こういうのを見ると損した気分になりますね…。

TSUDA

セールしてるかどうかは公式サイトをチェックしてみましょう。安くなってたらチャンスです。

>>Luminar AI公式サイトへ

PCのスペックに注意

Luminar AIは低スペックなパソコンだと動かせません。

推奨スペックはこちらのページでまとめられていますが、こういうのちょっと分かりにくいですよね。

僕がハッキリお伝えできる事実としては、

  • MacBook Air(2018年モデル):無理
  • M1チップ搭載のMacBook Air:快適

といった感じ。

Windowsに関しては持ってないので分かりませぬ。申し訳ねぇ。

TSUDA

スペック次第では、せっかく買っても使えない可能性あり。

Luminar AIは無料体験がついているので、不安ならまず試してみましょう。

>>Luminar AIを無料で試す

スマホ・タブレットで使えない

優秀なソフトだけに、ここが残念で仕方ない。

iPad miniで使えたらマジで神ソフトなんですけどね…。Lightroomはモバイル対応してるので、そのへんは格の違いを感じます。

ただ、後継のLuminar Neoがスマホ対応してるみたいなんですよ。そっちに期待するとしましょうかね。

実際に使ってみないと分かりませんが、Neoの性能次第ではLuminar AIもオワコンになるかもしれません。

TSUDA

とりあえず僕はこのまま活用しつつ、Neo待ちします。

Luminar AIのメリット

圧倒的に時短できます。テンプレートが優秀すぎる。

写真編集の手間が消え去る

自分だけの色を出したい」とか「レタッチ作業が大好き」なら別ですけど…。一秒で終わった方が良くね?

旅行から帰ってきて、思い出をまとめて現像するとき痛感しました。マジ便利。

早いからって“やっつけ”じゃないですからね。確かなクオリティに仕上がります。

同じシチュエーションで撮影した写真なら、まとめてテンプレ当てればいいだけですし。

あーあ、レタッチしなきゃな…」と億劫に感じたことがあるなら、Luminar AIを試すべきですよ。

TSUDA

ポートレートの強い味方

先ほどもやり方をお見せしたとおり、ワンクリックで魔法をかけられます。

例えば

  • 美肌にする
  • 目を大きく見せる
  • 体型をスリムに調整
ぶっちゃけ、この機能を使うためだけに買うのも間違いじゃありません。

ポトレ勢はお分かりかと思いますが、肌や体のラインだけをピンポイントでイジるのは割とだるいので。

人物を撮ることが多い人は、定価で買っても絶対に元をとれます。

TSUDA

買い切りタイプなのが救い

僕はAdobeのフォトプランを契約中でして、月額1,000円ちょい奪われ続けるんですよ。

その点、Luminar AIは1回購入しただけでずーっと使える。追加払いはありません。

長く使うほどお得になる計算。というか、たった1年使うだけで既にAdobeより安上がりですからね。

正直に言います。Lightroomはもう要りません。来年の契約は見送ることにしました。

TSUDA

まとめ:Luminar AI使ってみそ!

メリット・デメリットそれぞれ紹介しましたが、トータル“買い”で間違いありません。

少なくとも、下記条件に当てはまる人は即ポチすべきレベル。

チェック!

  • ポートレート撮影が多い
  • レタッチが面倒だと感じる
  • でもクオリティは落としたくない
  • 1万円くらいなら許容範囲
  • Adobe課金から逃れたい

僕はLightroomから完全に乗り換えました。

欲を言えばセールで買いたかったですが…。まあそこは良しとします。

TSUDA

どうしても決めきれないなら、無料体験してから判断すればOKです。以下に公式サイトのリンクを貼っておきますね。

>>Luminar AI公式サイトへ

セール中なら、迷わず即ポチです。僕みたいに後悔なさらぬよう!

というわけで、今回は以上でーす。またねー。