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【ブログ入門】キーワード選定のやり方はひとつだけ【コツなんてない】

キーワード選定のやり方を知りたい人

記事を書いてもアクセスが増えなくて萎える…。SEOで上位表示するためのキーワード選定ってどうやるんだ?

今日はこんな疑問にお答えします。

この記事を読むメリット

  • キーワード選定のやり方がわかる
  • SEOで上位表示する条件を知れる
  • 勝ち目のないキーワードを選ばずに済む

正しいやり方でブログ運営をすれば、アクセスは必ず増やせます。

キーワード選定のやり方は決まっているので、手順だけ知りたい人は、記事の前半だけ読めばOK。

記事の後半では、SEOで上位表示するためのポイントについて解説しています。

TSUDA

キーワード選定のやり方はひとつだけ

  1. ラッコキーワードで候補を洗い出す
  2. Google Adsでキーワード整理
  3. 自分に書けそうなキーワードを選ぶ

上記の3ステップです。

①ラッコキーワードで候補を洗い出す

ラッコキーワードは、無料で使える検索ツールです。

調べたいキーワードを打ち込むと、候補がズラッと表示されます。使い方を解説しますね。
手順1
TOPページ
ラッコキーワードのTOPページ

ラッコキーワード

トップページの検索窓に、キーワードを入力するだけ。今回は例として【ブログ】で検索をかけてみます。
手順2
検索結果
ラッコキーワードの検索結果

【ブログ】の検索結果

こんな感じで、実際にユーザーが検索しているキーワードを洗い出すことができます。この中から、あなたが書けそうなキーワードを選べばOKです。

とはいえ、これでは選ぶのが大変。もう少し整理したい人は、右上の【全キーワードコピー】をクリックして、次の説明へ読み進めてください。

②Google Adsでキーワード整理

Google Adsは、広告を出稿したい人向けのツールなのですが、キーワード整理に使う人も多いです。利用にはユーザー登録が必要となります。

登録時にクレジットカード情報が必要になりますが、無料で使えるのでご安心を。

Google Adsの利用手順

手順1
まずはユーザー登録
Google Adsのトップページ

Google Ads

右上の【今すぐ開始】からユーザー登録しましょう。完了したらログインして、次の手順へ。
手順2
キーワードプランナーを開く
Google Adsでキーワードプランナーを開く

【ツール】→【キーワードプランナー】

  1. ツールをクリック
  2. キーワードプランナー
手順3
データの確認
キーワードプランナーの画面

検索のボリュームと予測のデータを確認する

右側の【検索のボリュームと予測のデータを確認する】を開きましょう。
手順4
キーワードをコピペ
キーワードプランナーの画面
先ほどラッコキーワードでコピーしたものを貼り付け、【開始する】をクリックしましょう。
手順5
キーワード整理が完了
キーワードプランナーの画面

キーワード整理が完了

  1. 【過去の指標】タブを選択
  2. 【月間平均検索ボリューム】をクリック
この手順で、検索ボリュームが多い順にキーワードが整理されます。【競合性】が低ければ、初心者でも勝ち目ありです。

より詳しいデータは、Google広告に課金することで確認できますが、そこまでする必要はありません。ライバルサイトの調査は、次に紹介するMozbarを使ったほうが簡単なので。

初心者はこのやり方で十分なのですが、さらに詳しく知りたい人はKEYWORD FINDERの記事にて、分かりやすくまとめられています。

TSUDA

③自分に書けそうなキーワードを選ぶ

Google広告で整理したキーワードの中から、『自分に書けそうなキーワード』を選択しましょう。検索ボリュームの上の方から優先的にピックアップすればOK。

次は実際に検索し、ライバルサイトのチェックを行うのですが、MozbarというChrome拡張機能が便利です。検索結果を見るだけで、競合の強さがわかります。

Mozbarの導入方法

手順1
Mozbarをインストール
まずはMozbar公式サイトから、インストール。
手順2
ユーザー登録
ユーザー登録ページより、サインアップしましょう。。
mozbarの会員登録画面

Mozbarのユーザー登録

手順3
アカウント認証する
登録したメールアドレス宛に【Please activate your Moz account】という件名でメールが届きます。

文中の【Activate Your Account】をクリックすれば、アカウント認証が完了します。これでMozbarが使えるようになりました。

有効化して、実際に検索してみましょう。

手順4
Mozbarを使ってみよう
試しに【副業 始め方】でググってみました。
Mozbarの検索結果

【副業 始め方】の検索結果

見覚えのないバーが表示されていますよね。ここでライバルサイトの強弱を判断すればOKです。

PAとDAの数値が高いほど、ライバルが強いという意味ですね。

補足
PA数値の目安
PAの参考値については、トップブロガーのmanabuさんが解説してくれています。

PAの参考値

  • PA:15以下 → 半年~1年のサイトでも勝てる
  • PA:15~29 →1年半くらいのサイトで勝てる
  • PA:30以上 → かなり強いです

上記のとおり。DAはあまり気にしなくても大丈夫です。

『書けそうなキーワードを選ぶ』→『実際に検索してみる』→『ライバルの強さを確認する』という流れが基本です。

競合サイトが強すぎる場合、そのキーワードは諦めましょう。初心者でも勝てるキーワードはいくらでもあるので、わざわざ強い敵と戦う必要はありません。

TSUDA

初心者でも勝てるキーワードの条件

  • Mozbarの数値が低い
  • 検索結果に個人ブログがある
上記をどちらも満たす場合、そのキーワードで戦ってもOKです。具体的に例を挙げてみますね。

例①:【iPhone12 Pro】の検索結果

【iPhone12 Pro】の検索結果

【iPhone12 Pro】の検索結果

当然ながらApple公式や、大手メディアがズラッと並んでいます。いわゆるビッグキーワードなので、個人ブログが入り込む余地はありません。

例②:【iPhone12 Pro デメリット】の検索結果

【iPhone12 Pro デメリット】の検索結果

【iPhone12 Pro デメリット】の検索結果

大手メディアの姿がなく、個人ブログが上位表示されています。PAも15~20程度と弱く、このキーワードなら勝算ありですね。
競合の調査をせずにキーワード選定すると、勝ち目のない勝負をするハメになります。紹介したポイントを押さえ、初心者でも勝てる戦場を選びましょう。

TSUDA

キーワード選定後の正しい手順

ここからは、本文を書くまでの正しい手順を解説します。SEO上位表示のためには必須の内容。

  1. 実際にキーワードで検索してみる
  2. Mozbarでライバルサイトの強さを確認
  3. 読者の検索意図を把握する
  4. ブログの記事構成を考える
  5. 本文を書く

①②については、説明済みです。

ほとんどの初心者は、いきなり本文を書き始めますが、それだと確実に失敗します。

理由は『読者の検索意図を把握できていないから』です。

ブログで重要な『読者の検索意図』

読者は『この記事には知りたい情報が書いてなさそうだな』と思った瞬間、他のページに離脱します。こういった状況を防ぐために必要なのが『読者の検索意図を把握すること』です。

例えば【アフィリエイト 始め方】で調べた読者に対して、

  • アフィリエイトのメリット
  • アフィリエイトをやってみた感想
  • アフィリエイトはこんな人におすすめ

といった内容を書いてしまうと、確実にページを閉じられます。

【始め方】で検索する人は、すでに始める意思がある人です。メリットなどは調査済みなんですね。

つまり、キーワードによって、書くべき内容は決まっているんです。

例:検索ワードと適切な記事内容

  • ○○ デメリット:実際に使わないと分からないようなデメリット
  • ○○ 比較:ライバル商品との比較
  • ○○ 感想:商品の詳細なレビュー

「このキーワードで調べる読者は、どんな情報を知りたいだろうか?」と、しっかり考えることが大切です。

実際にキーワードで検索し、ライバルサイトの内容をチェックすることで、おおよその検索意図は把握できますよ。

TSUDA

ブログ記事は本文よりも設計図が大切

小説や漫画では、登場人物の性格や、物語の展開を細かく決めた上で執筆をスタートさせます。

先に設計を済ませておくことで、『次は何を書けばいいんだっけ?』という状況を防げるんですね。これはブログでも同じこと。

当ブログでは、記事を書く前に、最低でも下記のような内容を整理しています。

  • 想定読者:読者はどんな人?
  • 顕在ニーズ:読者が認識しているニーズ
  • 潜在ニーズ:読者自身も気付いてないニーズ
  • キーワード:選定したキーワード
  • タイトル:キーワードを含めたタイトル
  • 見出し:キーワードを含めた見出し
  • ディスクリプション:記事の概要
  • 関連記事:関連性のある内部リンク

面倒だと思うかもしれませんが、良質な記事作成のためには必須です。

『イマイチ論理的な文章が書けない』とか『途中で何を書けばいいか分からなくなる』という人は、このやり方を試してください。
本文がブレなくなるだけでなく、執筆スピードも早くなりますよ。

TSUDA

本文は添えるだけ:簡潔に伝えよう

良質な記事は、タイトルと見出しを読んだだけで内容が伝わります。記事構成の段階で、ココを意識しましょう。

本文はあくまで補助的な役割です。ダラダラ書くと読み飛ばされるので、簡潔にスパッと伝えましょう。

ブログの書き方については、下記リンクにて詳しく解説しています。

【例文あり】ブログの書き方4つのコツ【重要:正解はありません】

キーワード選定よりも重要なポイント2つ

最後に、ちょっと上級者向けのお話。ブログの収益化には欠かせない知識なので、初心者は頑張ってついてきてください。

2つのポイント

  • 収益記事と集客記事の役割
  • SEOでは内部リンクと外部リンクが鍵

それぞれ深掘りしていきます。

収益記事と集客記事の役割を意識すべし

すべての記事でセールスをしている人は、ブロガー失格です。本気で稼ぎたいなら、『収益記事』と『集客記事』の使い分けが必要。

それぞれの役割

  • 収益記事:物やサービスを売るのが目的
  • 集客記事:アクセスを集めるのが目的
集客記事でアクセスを集め、内部リンクによって収益記事へ誘導するのが王道。イメージしやすいように、具体例を挙げてみましょう。

例:タブレット端末に興味がある人にセールスする流れ

  1. スマホとタブレットの違いに関する記事(集客)を書く
  2. 内部リンクで『タブレットの比較記事』へ誘導
  3. さらに『特定の機種(iPadなど)のレビュー記事』へ内部リンク
「スマホとタブレットの違いって何なんだろう?」くらいの興味しかない読者に、いきなりレビュー記事をぶつけても刺さりません。内部リンクを使って、読者の疑問を解決しつつ、収益記事に誘導していくのがポイント。

今回の例でいえば、読者の心理状態は下記のように変化していきます。

  1. なるほど、スマホとタブレットはこんな違いがあるのか。便利そうだし、欲しいな。
  2. おっ、おすすめのタブレットが比較されてる。ほほー、iPadが良さそうだけど、もっと詳しく知りたいな。
  3. レビュー記事があるじゃないか。自分にあってそうなら買おう。
比較記事でセールスしてもいいですが、【商品名 レビュー】などのキーワードのほうが売れやすいです。

『この読者は今どれくらいの購買意欲があるだろうか?』と考えることが大事ですね。

集客記事と収益記事を使い分け、読者を思い通りに誘導できれば、ブログの収益化なんて余裕です。

TSUDA

SEOでは内部リンクと外部リンクが鍵

内部リンクを適切に配置すると、ユーザーの回遊率が高くなります。滞在時間が伸びることにより、コンテンツ評価が上昇。

外部リンクには、『発リンク』と『被リンク』があり、それぞれの役割が下記。

  1. 発リンク:コンテンツの信憑性を高める
  2. 被リンク:ドメインパワーUP

①については、引用みたいな使い方をイメージしましょう。

例えば、『Appleの公式サイトでは、○○と説明があります』みたいな感じ。説得力がありますよね。

②は自分でコントロールできない部分。『これはイイ記事だ!』と思ってもらえれば、自然とリンクが集まるでしょう。

【多くのシェアが得られる=良質なコンテンツ】なので、SEOに高評価なのは想像するまでもありません。

TSUDA

要するに、『信憑性のある他サイトを引用しつつ、ひたすらイイ記事を書こう』です。

まとめ:ブログ運営は計画的に!

キーワード選定はいいとして、ライバルサイトの分析とか、記事の構成を考えるとか、ぶっちゃけ面倒ですよね。

過去の僕も同じで、キーワード選定すらテキトーでした。その結果、読まれないゴミ記事を量産するハメに。

悪い例として、僕が最初に立ち上げたブログのデータを公開します。

Googleアナリティクスのデータ

Googleアナリティクスのデータ

アナリティクスの分析データ

検索意図や内部リンクを意識せずに運営した結果がコレ。直帰率が高すぎですね…。

とはいえ、セオリー通りにやってみたところ、こんなブログでも毎月5万円稼いでくれるようになりました。

この記事で紹介した内容を実践すれば、あなたのブログも、必ず収益化できます。

最初から完璧にできなくても諦めないで。結果はあとから少しずつ見えてきますよ。じゃ、またねー!

TSUDA