接客にチャレンジしようか迷っている人
今日はこんな疑問にお答えします。
この記事を読むメリット
- 接客業の闇を知ることができる
- とはいえ成長できると分かる
- チャレンジするか判断できる
過去の僕はカラオケ店長をしていたのですが、接客って結構ツライです。
退職から10年近く経ちますが、どちらかというとシンドかった印象の方が強いッス。
この記事では、店長時代の辛かった事をランキング形式で振り返ります。
当時の状況を整理
- 雇用形態:正社員
- 業種:飲食・サービス業
- 営業時間:9時〜翌朝6時
TSUDA
後半には接客業をやって良かった!
と思う部分も解説します。
接客業で辛かった事ランキングTOP10
まずは結論から。下記のとおり。
ランキング発表!
- 週末をワンオペ
- 攻撃的な不良集団
- 超絶怒涛の1ヶ月連勤
- 酔った客との絡み
- 無銭飲食の追跡
- 器物破損の隠蔽
- 大集団の飲み放題
- 部屋がゲロまみれ
- 閉店後の片付けラッシュ
- 手荒れがマジで大蛇丸
最も辛かったのは、週末のワンオペ
ですね…。マジで屍になるかと思いました。
1位:週末をワンオペ
もう一人の社員がバックレまして、他のバイトも予定が合わず。金曜日の夜をひとりで回すハメに…。
同時進行の業務内容
- フロントでの受付・精算
- 電話で注文を受ける
- ドリンク作って運ぶ
- 料理して運ぶ
- 部屋の片付け
無理すぎて逆に楽しくなった瞬間すらありました。
TSUDA
2位:攻撃的な不良集団
客層が悪い地域に店舗がありまして、ヤンチャな客も多かった。
特徴
- すでに悪酔している
- 6〜7人全員態度がデカい
- 睨む・怒鳴る・騒ぐ
だいたいこういう集団って、まともな人がひとりくらいは居るもんじゃないですか?
なんと、全員がカス野郎!いい歳した大人がホント情けない…。
TSUDA
※治安が悪い地域の接客業は避けた方がいいですよ
3位:超絶怒涛の1ヶ月連勤
もともと月の休みが4日しかないブラック企業だったのですが、年末年始の繁忙期はヤバかったです。
疲労で熱がでたのは人生でこの時くらいですね。
TSUDA
4位:酔った客との絡み
意思疎通ができなかったり、無駄にウザかったり。
酒は飲んでも飲まれるな。
TSUDA
5位:無銭飲食の追跡
ヤンチャ系の中高生に食い逃げされました。
“元ヤンチャ系バイト”
がいたので、彼に任せることに。1週間ほどで被疑者を確保。「怖い人たちがきみたちを探しているよ」と脅したらしいです。素直に謝り、支払いに来ました。
悪ぶってる奴らはだいたいドンキにいる
だそうです。何だそれ。TSUDA
6位:器物破損の隠蔽
こちらも中高生が起こした事件。部屋の中で喧嘩して、カラオケ機材をぶっ壊しました。
精算後の片付け時にバイトが発見したので、奴らは姿を消したあと。警察に通報です。
あとの対応は上層部に丸投げしたので、僕自身の負担はそれほど大きくはありませんでした。
TSUDA
7位:大集団の飲み放題
近隣に飲み屋街がありまして、そこのマスターが常連さんを引き連れて来てくれることがありました。
鳴り止まないドリンク注文。唸りをあげるビールサーバー。疲弊するバイトたち。
一撃でドカン!
と売り上げが出るものの、あの2時間は戦争でした。TSUDA
8位:部屋がゲロまみれ
思い出すのもおぞましい。テーブルはもちろん、床や壁までゲロまみれ。
報告してきたバイトの絶望に満ちた顔。あの表情は一生忘れることはできません。
TSUDA
9位:閉店後の片付けラッシュ
人件費にも予算があるので、ピークタイム以外は僕ひとりで回していました。
もうね、ああなると絶望。レジを閉めたあとひたすら部屋の片付け。そして洗い物。
TSUDA
10位:手荒れがマジで大蛇丸
NARUTOを知らない人にはイメージしにくいかもですが、大蛇丸というキャラがいまして。
想像するのも嫌でしょ?日常業務で大量の洗い物をしていた僕の手は、まさにそんな状態になっていたのです。
TSUDA
以上、接客業で辛かった体験談でした!
接客業を経験して良かったこと
ここからは「とはいえ悪いことばかりじゃなかったよ」というお話を。
良かったことまとめ
- サービス業は大変だと知れた
- 陰キャラから卒業できた
- 対人スキルが上がった
- 忍耐力が身についた
- 効率的になれた
若いうちに経験しておいて良かった。歳くってからサービス業とか耐えられる気がしない。
①サービス業は大変だと知れた
もう2度とやりたくない。少なくとも、正社員としては絶対に無理。
人生の選択肢から外すことができて良かったです。
「若い頃の苦労は買ってでもしろ」という言葉がありますが、あながち間違いではないかも。
サービス業は大変だ
と知れたのは、いい経験になりました。TSUDA
②陰キャラから卒業できた
“クソ”がつくほどの真面目くんだったのですが、そんなんで接客業が務まるわけもなく。
根暗であることは変わりないものの、外向けの顔は作れるようになりましたね。
暗い性格をどうにかしたい
と本気で悩んでいるなら、接客やってみるのはおすすめです。TSUDA
③対人スキルが上がった
特に年配のおじさんおばさんに好かれる率が高め。たまにお小遣いもらったり。
僕が退職後しばらくして、店の売り上げがガクッと落ちた
という話を聞いて、ちょっと嬉しくなったのはいい思い出。
TSUDA
④忍耐力が身についた
ブラック企業に2年もいれば、忍耐の化身となれます。
今では少々キツイことがあっても「あの頃よりはマシだな」と前向きに考えることができています。
TSUDA
⑤効率的になれた
「週末をひとりで回した」という経験をお話しました。僕が効率厨になったのは、たぶんあの経験がキッカケ。
さすがに僕の例は極端かもですが、接客業にはピークタイムがあります。仕事がトロイと目も当てられません。
将来バリバリに仕事できる人になりたい
と考えているなら、サービス業で修行するのはアリですよ。TSUDA
まとめ:接客は辛いけど成長できる!
どの業界でも辛いことはあります。接客が特別そうだというわけでもありません。
今回は辛い経験を共有しましたが、無駄に恐れなくてもいいですよ。
接客はこんな人向け
- 人と話すのが好き
- ルーティンが苦手
- 効率よく働きたい
お客さんと仲良くなると、仕事も楽しく感じます。そこについては営業職も同じでしたね。
現在はそういった感情ゼロなので「接客楽しかったな…」と思い返すこともあります。
自分、接客には向いてなさそうです…
という人は、工場勤務はどうですか?お時間あれば、下記リンクを参考にどうぞ。TSUDA
というわけで、今回は以上でーす。またね!